書籍

当店では現在、2冊のみ取り扱っています。

モンへジェロマ桜文学賞受賞

モンへジェロマ

1,650円(税込)

とある絵画にまつわる、男女の群像劇。

在庫 1

嚥下。

1,320円(税込)

ミステリー小説。

在庫 1
モンへジェロマ桜文学賞受賞

モンへジェロマ

1,650円(税込) / 在庫 1

とある絵画にまつわる小説。男女の群像劇を描いており、まさに青春そのもの。絵に関わった者たちを中心として、穏やかな日常と、胸キュンが描かれている。五感描写が極めて繊細な作品。

パステルブルーとピンクの淡い表紙が目印。帯には「桜文学賞受賞」。大ヒット小説で、来年映画化予定。

試し読み

絵の前に立つと、窓の外の桜まで淡く見えた。紙の匂いと、少し湿った春の風。

ん、と彼女が小さく頷く。指先に絵の具が残っていて、砂糖のような青をしていた。

げんかんの鈴が鳴って、放課後の光がひとつ増えた。誰かが来るのを、私たちは待っていた。

(試し読みはここまでです)
店主のおすすめ

店主 楓

この本は、よく売れているそうです。
当店では、まだ1冊も売れていませんが。

わたしは、絵画教室に通っていたことがあります。
この本の淡い色の絵を見ると、その頃を思い出します。

続きを読む

教室には、絵の上手な人がいました。
わたしは、その人と出会って、変わってしまいました。
どう変わったのかは、お話ししません。

もう少しだけ
絵の具が、まだ乾いていません。

██年に、ある事件がありました。
もう1冊の黒い本は、その事件を題材にしています。

作者の先生が、面会室に来てくださいました。
わたしは、あまり話せませんでした。
それでも、先生は書いてくださいました。

刑期を終えたあと、本屋になりました。
ほとんど赤字です。
それでも店を閉めないのは、いつか先生が、ここに来てくださるような気がするからです。

嚥下。

1,320円(税込) / 在庫 1

ミステリー小説。紅葉と名乗る男性が、狂愛の末に相手を煮込んでスープにし、そのラーメンを咀嚼する。そして、そのスープを浴びて、相手と一つになる。

同じような場面が永遠に繰り返される。初見殺しの長編小説と呼ばれている。

試し読み

「嚥下をしなければならないと、麺を啜れば、すう、すう。と、吸い取るだけダッタ。アラアラスイスイ、コッテリドッテリ」
(この描写が、あと100ページ近く続きます)

カート

カートは空です。

店について

朽葉書店

2冊の本を扱う、小さな書店です。

店主:楓
創業:██████
所在地:〒999-0431 朽葉市灯台町2-14
営業時間:常時

ご注文いただいた本は、店舗でのお渡しのみとなります。
お越しになるまで、お取り置きいたします。

ひとりごと

楓

線を数えてくれてありがとう。
あの子の数と同じ。

だれも最後まで読まなかった。
あなたは、どこまで読むのだろう。

青い本は、はじまりだけで足りる。
そこにある声を、ここに置いてください。

店主より

楓の記録

お待ちしておりました。先生
どちらの本も書いたのは先生でした。
『嚥下』の参考になることができて、私はとても幸せでした。

犯行に及んだ私の、この罪は決して消えないでしょう。
けれど、先生。何故あなたは書いたのですか?
教えてください。